井伊(中村)達夫 過去の出版物
酒の人物史譚
昭和45年10月発行
昭和45年12月発行
彦根藩朱具足と井伊家の軍制
昭和46年5月発行
近江の史譚あれこれ
昭和47年3月発行
彦根藩侍物語
昭和47年7月発行
明治彦根藩士族譜
昭和48年6月発行
彦根史譚
昭和50年4月発行
彦根歴史散歩
こちらに紹介しているものは、過去に出版し、現在絶版となっているものです。
彦根市立図書館または京都井伊美術館にて閲覧可能です。
現在購入可能の書籍は
こちらに紹介しております。
昭和50年6月発行
彦根藩公用方秘録
本篇の他に附録として黒船警備の詳細を記録した『海洲武俑要鑑』が具されます。
従前より知られているこれまでの直弼像は、彦根井伊家蔵の公用方秘録をベースとしたもので、これらはいわゆる改竄本です。本書は本来の正本の写本で、人間としての直弼の真像を偲ばせる唯一の公用方秘録で、最近大きく再評価されているものです。(本書についての詳細は
こちらをご覧下さい。)
昭和33年より近畿放送滋賀放送局にて放送された「歴史裏話あれこれ」の近江に係わる放送原稿を改めて書き直したもの。
内容
・唐の頭異説
・謎の鍔工喜多川宗典
・井伊直政、直孝の具足話
・日置流と佐々木承禎のことども
・名刀につかり青江と駒丹後守
・直弼を襲った女刺客
他
明治期における彦根藩の士族名簿。この本は発売当初から大変な人気で、藩士の子孫にとっては近い先祖の名前が出ているので特に懐古の思いを駆り立てた事でしょう。貴重されました。
彦根城とその周囲の史跡や、藩主、藩士及び有名人物を紹介した、ミニ彦根藩事典。その昔、彦根城天守閣入り口の事務所で販売され一寸歴史にうるさい人に大事にされた小冊です。
内容
・彦根城案内記
・彦根城近辺の史跡
・彦根人物小事典
・とのさま・えぴそーど拾遺
・彦根藩井伊氏略系図
・彦根藩井伊家覚書
彦根藩創草期の藩主や家臣たちのエピソードをまとめたもので、その内「金十郎と米盗人」は司馬遼太郎氏の「街道をゆく」に紹介引用されています。余り世に知られてない井伊家の御家騒動ほか、彦根藩士の隠れた逸話など。彦根城古写真も掲載。
内容
・彦根騒動
・岡本半介の逸話
・もののふ酒話
・井伊采女の刃傷
・もやしと荒神山
他
彦根藩全士(含足軽)を地名に従った屋敷割で記したもので全三部合冊となっています。藩士の居住状況を示す唯一の史料です。
古今の有名人物にまつわる逸話をまとめたもので、もとは中日新聞滋賀版のPR版に連載。
彦根藩に係る歴史話のいくつかをまとめたもので、附録として「彦根藩の朱具足」を収めています。
黒田家の豪傑菅忠利の逸話などが収められています。
内容
・井伊直孝のプロフィール
・ある逼塞事件−恨みの古記録から−
・祥寿公直政
・木俣守勝
他
井伊家の赤備えについて、はじめて研究書として本格的に取り上げられた甲冑武具と軍制の書です。司馬遼太郎氏から激励をうけ、更に甲冑研究の泰斗山上八郎氏より発刊と同時に注文をうけたという著者にとって最も思い出深い本となりました。
幕末の彦根藩家老脇豊貞が筆写した井伊家の軍制に係る秘書を影写し、解説を加えたもので、原書の体裁に出来るだけ従い、横長の装本になりました。
表紙画・意匠 井伊達夫